手形・足形の取り方
ここでは、手形・足形をとるのが難しい赤ちゃんを例に、上手にとる8つのポイントをご紹介しましょう。
Point1. タイミング
それはなんと言っても「赤ちゃんがしっかりと眠っている時」です。たいていの赤ちゃんは手をグーにしている時がほとんどなので、小指側からそっと開いてみてください。
この時、赤ちゃんの眠りが浅いと、すぐに起きてしまい、タイミングを逃すことになります。そんな時は、ミルクをあげて落ち着いたところを見計らってトライしてください。
それでも赤ちゃんがぐずるようであれば、潔くあきらめて、次のタイミングまで待ちましょう!
Point2. 最適なインクと紙を使用する
使用するインクには、朱肉やスタンプ台、アクリル絵の具などが最適です。手形足形を採取後、手についたインクを簡単に落とせます。墨汁などの液体は、液だれしたり、にじんだりするので、手足のしわを再現したい方にはオススメしません。
使用する紙には、白色で凹凸のない紙をオススメします。プリンター用紙(特にインクジェット紙)でも十分です。画用紙やケント紙などでも採取できますが、凹凸のある目の粗い紙の場合、 手足のしわと判別付かないような色ムラが発生して、綺麗な手形にならないことがあります。半紙はにじんだりするので、手足のしわを再現したい方にはオススメしません。
Point3. 均等にまんべんなく
インクは手のひら、または、足の裏にまんべんなく均等に塗ってください。
手足のしわが無いベタッとした手足形を取りたい方は、インクを少し多めに付けて力強く紙に押しつけてください。
手足のしわをできる限り綺麗に取りたい方はインクを付けすぎると、手足のしわが潰れてしまうので注意が必要です。何回かトライすると、インクの量と紙に押しつける力加減の感覚がつかめてくると思います。
また、赤ちゃんは手足をばたつかせるので、インクが衣服や壁に付着しないよう注意してください。汚れてもいい格好で、広い場所で行うことをオススメします。
Point4. 紙は固定する
手形・足形をとる紙は、固くて平らなテーブルや床などの上に置き、テープなどでしっかりと固定してください。そうすることで、手足を紙に押した時に、ぶれることがなくなります。
また、押し終わって手足を紙から離す時、手足にくっついてくることもなくなり、綺麗に採取できます。
Point5. すばやくゆっくりと
インクを塗っても、のんびりしてると乾いてしまい、手形・足形が薄くなったり、ムラができる原因になります。インクを塗ったら乾かないうちに速やかに手形・足形をとりましょう。
また、紙から手足を離す時は、慌てずゆっくりとはがしてください。
終わったら、すぐに手を洗いましょう!落ちやすいインクも乾くと落ちにくくなります!
Point6. 指先まで気配りを
普通な感覚で紙の上に手を乗せても、指先までつかないことがほとんどです。かといって、強く押し過ぎても、きれいな手形・足形はとれません。指の間を適度に広げ、指先まで軽く押しつけるように意識してみてください。
Point7. あせらず気長に
最初はたいてい失敗します。何度か試してコツが見えてきます。諦めずにトライしてください。実際やりだすと以外に楽しくて、いい思い出づくりになったという方も多くいらっしゃいます。是非この機会に、ご家族で楽しみながら試みてください。きっといい手形・足形がとれることでしょう。
忙しくて何度もやり直す時間がない方、何度やっても上手に取れない方、安心してください。可能な限り当社が綺麗なカタチに補正して、素敵なメモリアル作品に仕上げます。
Point8. 手形・足形原稿を郵送する時は折らないほうが望ましい
原稿を折ってしまうと、折り目が本来の手形・足形を損ねてしまい、原画を忠実に再現することが難しくなる場合があります。原稿を折らずに厚紙などと一緒にクリアファイルに入れていただくと、郵送中に折れることもなくなります。